第42回大阪はぐるま研究集会(8月4日5日)

第42回大阪はぐるま研究集会 ご案内

主催 大阪はぐるま研究会

子どもの心を育む教室と授業づくりをめざして

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1.期日 2016年8月4日(木)・5日(金)

2.会場 エルおおさか(大阪府立労働センター) Tel 06-6942-0001
京阪「天満橋」・地下鉄谷町線「天満橋」西へ300m

3.日程

第一日(8月4日)
9:00    受付
9:30    全体会 (詩、基調報告、特別報告)
12:00    昼食休憩
1:10    分科会(9分科会)
4:40    閉会

第二日(8月5日)
9:00    受付
9:30    分科会(9分科会)
12:00    昼食休憩
1:10    全体会 (詩、サークル報告、模擬授業、記念講演)
4:40    閉会

全体会(第一日午前9:30~12:00 第二日午後1:10~4:40)
第一日 ☆詩の朗読

1.主催者あいさつ

2.基調報告 「大阪はぐるま研のこれまでとこれから」
大阪はぐるま研究会 事務局長 辻まち子

3.特別報告
「大阪の教育は今」 -夢と希望を育む教育を-
大阪教育文化センター 事務局次長 山口 隆さん

第二日
☆詩の朗読

1.地域サークルからの報告 和泉どの子も伸びる研究会 たんぽぽ

2.模擬授業 「やまなし」(宮沢賢治作)(光村図書6年)
授業者 箕面はぐるま研究会 秋岡広之

3.記念講演
「絵本という切符をもつて」-〈絵本誕生秘話〉そして〈まどみちおさんとのこと〉

絵本作家 松田素子さん

分科会            [ ]は担当サークル・担当者
8月4日(木)午後1:10~4:40
物語文
お手がみ】(アーノルド=ローベル作 三木卓訳)(光村図審2年下・教育出版1年下)
 一通のお手紙がつなぐがまくんとかえるくんの友情のお話。手紙で気持ちを伝えることの大切さ、親友つて何?改めて考えさせられます。
[泉南はぐるま研究会]

かさごじぞう】(岩崎京子作)(東京書籍・教育出版・学校図書・三省堂各2年)
 年を越すために作ったかさをじぞうさまにかぶせるじいさまと、その行為をねぎらうばあさまに寄り添ったり、外から見たりして、この物語に繰り返される優しさの根源にせまつていければと思います。[箕面はぐるま研究会]

8月5日(金)午前9:30~12:00
木竜うるし】(木下順二作)(東京書書4年下)
 「木竜うるし」は、人形劇の脚本として書かれた戯曲です。その戯曲のおもしろさや特質を読んでいきたいです。
[泉南はぐるま研究会]

スーホの白い馬】(大塚勇三再話)(光村図書2年)
 スーホと白馬との深い繋がりを読み深めスーホの奏でる馬頭琴の音色と歌声、その美しさの中に込められているものは何かを考えていきたいと思います。
[和泉どの子も伸びる研究会たんぽぽ]

8月4日(木)午後1:10~4:40/8月5日(金)午前9:30~12:00
ちいちゃんのかげおくり】(あまんきみこ作)(光村図書3年)
 「二つのかげおくり」の間に起こった出来事を読みとりながら、ちいちゃんからうばつたものとうばわれなかったものについて参加されたみなさんと考えたい思います。
[和泉どの子も伸びる研究会たんぽぽ]

ごんぎつね】(新美南吉作)(光村図書・東京書籍・教育出版・学校図書・三省堂各4年)
 登場人物の行動、その時の情景描写、会話を丁寧に読み、ごんの気持ちの高まり、兵十とのかかわりを読み深め、この作品が私たちに何を問いかけているのか、参加者のみなさんと語り合いたいです。教材化についても時間をたっぷり取りたいと思います。
[宇土由美子]

わらぐつの中の神様】(杉みき子作)(光村図書5年)
 「いい仕事ってのは見かけで決まるもんじゃない。」大工さんの言葉です。物事の本質を大切にしようとする大工さんとおみつさんの考え方や生き方、今こそ大切にしたいことです。一緒に考える時間にしましょう。
[羽曳野はぐるま研究会]

やまなし】(宮沢賢治作)(光村図書6年)
 二枚の幻灯を映しながら自然の厳しさと自然からの恵みの豊かさが蟹の親子の目を通して語られています。「難解」と言われる「やまなし」をみなさんと読み深めたいです.
[羽曳野はぐるま研究会]

説明文
説明文の学習を確かに、楽しく進めるためには、教材の特質をとらえることが必要です。授業実践に向けてみなさんと教材研究を深めたいです。
8月4日(木)午後1:10~4:40
ありの行列】(大滝哲也文)(光村図書3年)
[箕面はぐるま研究会]

8月5日(金)午前9:30~12:00
ビーバーの大工事】(中川志郎 文)(東京書籍2年下)
[箕面はぐるま研究会]

人権と社会科
 すでに法の失効後、「地区指定」も「地区住民」もなく、行政はすべて一般施策として行われるようになってきています。しかし、一部の地域や学校ではなお「地区の見学会」や「部落問題学習」が推進されています。現状の分析と交流、今後の課題を明らかにしていきます。生活科、社会科は発達や仲間づくりをふまえた総合的な実践です、
8月4日(木)午後1:10~4:40
「法」終了から14年一部落問題の解決の到達点と現在の課題
[谷口正暁]
「ぼく・わたしの1年」(生活科)
[志村誠]

8月5日(金)午前9:30~12:00
「学校で部落問題を教えるって、部落問題解決に役立つの?」
[柏木功]
遠足で拡げる社会認識一船に乗って大阪城に行こう(4年社会科)
[菅野真己子]

学級作り
8月4日(木)午後1:10~4:40/8月5日(金)午前9:30~12:00
子どもの見万、集団作り、コミュニケーション論を基本から学び直し明日に元気の出る講座にしたい。
[土佐いく子]
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松田素子さん ご紹介

 1955年山口県生まれ.編集者、作家。児童図書出版の偕成社に入社。雑誌「月刊MOE]の創刊メンバーとなり、同誌の編集長を務めた後1989年に退社。その後はフリー一ランスとして絵本を中心に活動。これまでに約300冊以上の本の誕生にかかわってきた。各地でのワ-クシヨップを通して、新人作家の育成にもつとめており、なかやみわ、はたこうしろう、長谷川義史など、多くの絵本作家の誕生にも編集者として立ち会い、詩人まど・みちおの画集なども手がけた。また、自然やサイエンスの分野においても、企画編集、および執筆者として活動している。

■参加申し込みについて

1.参加費 3000円(学生及び一日参加は2000円)(当日受付でお納めください。)

2.申し込み
 ハガキ・Fax・E-mai1で「予約申し込み」をしてください。予約受付と同時に折り返し自宅住所に「参加票」をお送りします.会場は定員が決められているので、当日参加の場合、ご希望の分科会に入っていただけないことがあります。資料を確保するためにも、ぜひとも予約申し込みにご協力ください。定員は各分科会とも18名です。

 申し込みの際は、①氏名②郵便番号、自宅住所、電話番号③動務先④参加希望分科会(第1希望、第2希望)をご記入ください。

3.締め切り 7月30日(土)

4.申込先 〒590-0423

泉南郡熊取町自由が丘2-15-13 辻まち子

E-mail machiko-tsuji@ares.eonet.ne.jp

Tel&Fax 072-453-5214

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集会ミニ紹介

☆地域サークルからの報告

 大阪はぐるま研究会の地域サ-クルの一つ、「和泉どの子も伸びる研究会たんぽぽ」。月に1回、楽しく研究会をしています。その活動の様子を話します。

☆模擬授業

 第10回研究集会から続けている模擬授業です。全体集会参加者が、児童・生徒役になって、授業形式で教材を読み合います。今回は、『やまなし』(光村図書6年宮沢賢治作)を取り上げます。

☆分科会

参加者全員で話し合い、考え合い、学び合い、その教材について読みを深めていく集団研究の場です。担当サークル・担当者が話題・問題提供いたします。1日目は3時間半、2日目は2時間半と、時間設定に差があります。2日目だけの分科会は時間が少ないですが、ご了承ください。

☆特別報告
昨年に続いて山口 隆さんに話していただきます.山口さんは現在、大阪教育文化センターの事務局長としてたいへん活躍されています。

日本国憲法 第二章 戦争の放棄

第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

「教え子を戦場に送らない」この思いつよくつよく、わたしたちは平和憲法を守ります。

大阪はぐるま研究会