第46回 大阪はぐるま研究集会 ご案内
主催 大阪はぐるま研究会
子どもの心を育む教育と授業づくりをめざして
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1.期日 2021年7月30日(土)
2.会場 玉水記念館
大阪市西区江戸堀1丁目10-31
最寄り駅:地下鉄四ツ橋線「肥後橋」8番出口 西へ1分
京阪中之島線「渡辺橋」12番出口 南へ7分
3.日程
9:00 受付
9:20 全体会【午前の部】(詩の朗読、作品研究①、作品研究②、特別報告)
12:30 昼食休憩
13:30 全体会【午後の部】(作品研究③・特別講演・記念講演)~17:00
午前の部 (9:20~12:30)
1.開会あいさつ
2.詩の朗読
3.作品研究① 『スーホの白い馬』(低学年)
4.作品研究② 『世界一美しいぼくの村』(中学年)
5.特別報告
「GIGAスクール構想―対抗軸をどう打ち立てるか―」
大阪教育文化センター 山口 隆 さん
午後の部 (13:30~17:00)
1.作品研究③ 『たずねびと』(高学年)
2.特別講演
「自分を知り、他者と生きる(働く)」
和歌山大学名誉教授(元学長) 山本 健慈 さん
── 山本健慈さん プロフィール ──
1948年山口県生まれ。和歌山大学長や国立大学協会専務理事を勤め、現在、学校法人大阪観光大学(大阪府熊取町)の理事長。幼い時に同級生の貧困を目にした。「理不尽な社会を教育で変えたい」と決意して教育学者に。和歌山大学学長時は特別秘密保護法などを懸念し、卒業式で「自由の抑圧に抗してほしい」と呼びかけた。他の国立大学に声をかけ、国からの運営費交付金の減額への危機感を訴える会見を開くなど「物言う学長」として知られた。熊取町の無認可保育所の法人化や図書館の設立・運営にも関わってきた。
3. 記念講演
「紛争地から見た憲法9条 -ウクライナとアフガンの現場から-」
フリージャーナリスト 西谷 文和 さん
── 西谷文和さん プロフィール ──
1960年生まれ。京都府出身。立命館大学理工学部中退。大阪市立大学経済学部卒業。吹田市役所勤務を経て、現在フリージャーナリストで、NGOイラクの子どもを救う会代表。主にイラク、アフガニスタン、シリア、南スーダンなど中東・アフリカ地域を取材し、テレビや新聞などで現地情報を伝える。2006年度「平和協同ジャーナリスト大賞」を受賞。
3.閉会あいさつ
作品研究 〔 〕は担当サークル
■物語文
◆【スーホの白い馬】(大塚勇三 作)(光村図書2年)
「この教材は光村図書に昭和40年から50年余り掲載され続けています。最近はモンゴル出身の研究者から雑誌や新聞、新書版でいろいろと問題点が指摘されています。授業化に当たっては、それらも参考にして、一つの文学作品として読み、教材研究をしていきたい。[箕面はぐるま研究会]
◆【世界一美しいぼくの村】(小林豊 作)(東京書籍4年)
アフガニスタンの村パグマンに住む少年ヤモの一日を取り上げ、日々の生活が戦 争により破壊される悲惨さを感じさせる物語です。最後の一文で物語が大きく展開し、読み手に強い印象を与える。ヤモの家族や村に対する思いを読み、最後の一文について考えたい。[泉南はぐるま研究会]
◆【たずねびと】(朽木祥 作)(光村図書5年)
たずねびとは、駅の構内のポスターで見つけた同姓同名の「楠木アヤ」さんをたずねていく物語です。広島の平和記念資料館や原爆供養塔などを訪れ変わっていく綾の心情を読み取り、そこから生きていることや平和であることの意義を考えていきたいと思います。[羽曳野はぐるま研究会]
地域サークル
箕面はぐるま研究会
羽曳野はぐるま研究会
和泉どの子も伸びるサークルたんぽぽ
泉南はぐるま研究会
人権と社会科研究サークル
参加申込みについて
1.参加費 2000円(学生は1000円)
2.申し込み当日参加の方、本部受付でお願い致します。
なお、従来通りハガキ・Fax・E-mail・電話等での参加申し込みも受け付けます。その場合も本部で受付をお願い致します。
事前申し込みの際は、
①氏名 ②郵便番号、自宅住所・電話番号 ③勤務先 ④参加希望分科会をご記入ください。
⑤締め切り 7月25日(日)
3.申し込み・問い合わせ先
〒 590-0423 泉南郡熊取町自由が丘2-15-13 辻まち子
E-Mail machiko-tsuji◎ares.eonet.ne.jp ←◎は@に変えて下さい。
Tel&Fax 072-453-5214
4.緊急事態宣言が出されている場合は、中止とさせていただきます。
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☆作品研究
参加者全員で話し合い、考え合い、学び合い、その教材について読みを深めていく集団研究の場です。担当サークル・担当者が話題・問題提供いたします。
☆特別報告
今年も山口 隆さんに報告をしていただきます。子どもたち、私たちをとりまく教育政策は、どんな状況にあるのか、その特徴と私たちの課題を明らかにしていただきます。
日本国憲法 第二章 戦争の放棄
第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
② 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
「教え子を戦場に送らない」この思いつよくつよく、わたしたちは平和憲法を守ります。
大阪はぐるま研究会