第44回大阪はぐるま研究集会

第44回大阪はぐるま研究集会 ご案内

主催 大阪はぐるま研究会

全体会は午前9時15分からです!

 この案内のダウンロードはこちら(PDF)(午前午後と時間を改訂済)

子どもの心を育む教室と授業づくりをめざして

1.期日 2017年8月5日(日)

2.会場エル・おおさか(大阪府立労働センター)Tel 06-6942-0001
        京阪「天満橋」・地下鉄谷町線「天満橋」西へ300m

3.日程

9:00 9:15             12:30 1:30      4:30
 │受付│       全体会       │昼食│  分科会  │
 │  │ (基調提案、特別報告、記念講演)│休憩│(9分科会) │

全体会 (午前9:15~12:30)

1.主催者あいさつ

2.基調提案 

「大阪はぐるま研のこれまでとこれから」
     大阪はぐるま研究会 事務局長 辻まち子

3.特別報告

「子どもとともに、未来をひらこう」
  -教育政策の特徴と私たちの課題-
   大阪教育文化センター 事務局長 山口 隆さん

4.記念講演

 「詩と絵本~ことばの木陰でひとときを~」

       絵本作家 木坂 涼(きさか りよう)さん

- 木坂 涼 さん プロフィール-

詩人 絵本作家 児童文学作家 翻訳家。
1958年埼玉県東松山市生まれ。和光大学人文学部芸術学科卒。
1987年 詩集『ツッツッと』現代詩花椿賞
1997年 詩集『金色の網』芸術選奨新人賞。
詩集『五つのエラーをさがせ』
絵本『はたらくんジャー』『からだのなかでドゥンドゥンドゥン』
童話『ともだち』
翻訳絵本『ヨセフのだいじなコート』『もしきみが月だったら』
夫アーサー=ビナードとの共著『ガラガラヘビの味』(アメリカ子ども詩集翻訳)

分科会 8月5日(日)(午後1:30~4:30)[ ]は担当サークル・担当者

物語文
【たぬきの糸車】(岸なみ作)(光村図書1年)

 おかみさんとたぬきのかかわりがかもしだす明るくユーモラスな展開、そして美しい絵画的な場面や効果的な糸車の回る擬音、楽しく読み合っていきましょう。

[泉南はぐるま研究会]

【お手紙】(アーノルド=ローベル作、三木卓訳)
    (光村図書・東京書籍・学校図書・三省堂各2年、教育出版1年)

 羽曳野はぐるま研究会では、毎回、教材をじっくり読み、意見を言い合っています。

 お手紙では、一度も手紙をもらったことがないがまくん。そんながまくんに手紙を書くかえるくん。そして、その手紙が来るのを待つ二人の姿から、友だちを求めるこころ、思いやる心、心を通い合わせることの喜びをていねいに読みたいと思います。

[羽曳野はぐるま研究会]

【モチモチの木】(斉藤隆介作)
    (光村図書・東京書籍・教育出版・学校図書各3年)

 じさまと豆太の毎日のくらしからうまれるつながりの深さを読み、モチモチの木の役割を考えながら、やさしささえあればやらなきゃならねえことはきっとやるもんだというじさまの言葉に共感して読んでいきたい。

[和泉どの子も伸びるサークルたんぽぽ]

【ごんぎつね】(新美南吉作)
   (光村図書・東京書籍・教育出版・学校図書・三省堂各4年)
 ひとりぽっちのさびしさから村人たちにいたずらをくりかえしてきたこんが兵十に対するつぐないを通してひたむきな思いを寄せていく。ごんと兵十の心情とその関わりを表現に即して読みとっていきたい。

[和泉どの子も伸びるサークルたんぽぽ]

【大造じいさんとガン】(椋鳩+作)
   (光村図書・東京書籍・教育出版・学校図書・三省堂各5年)

 大造じいさんの目に映った残雪の姿。そして、それを通して変わっていく大造じいさんの姿を言葉を一つ一つかみしめながら読んでいきましょう。

[箕面はぐるま研究会]

【海の命】(立松和平作)(光村図書6年東京書籍〈海のいのち〉)

 この作品は、海に生きる人、つまり漁師、太一の父であるもぐり漁師が海というものをどう見ているか、海に生きるということをどう考えているか、読み深めていきましょう。

[泉南はぐるま研究会]

説明文

【ウナギのなぞを追って】(塚本勝巳文)(光村図書4年)

 説明文の学習では、楽しいことが大切です.そのためには、教材の特徴・特質をとらえることが必要です。
 なぞに包まれていたウナギの生態を明らかにするため、マリアナの海で調査をして卵を産む場所を探していく様子は科学的な読み物としておもしろいです。みなさんと一緒に、教材研究を深めていきましょう。

[箕面はぐるま研究会]

人権と社会科

 そもそも「部落問題」とは、「部落問題の解決」とは、そして今「解消の到達点」は、・・歴史教科書の記述についての文科省との折衝、今行われている人権教育の問題点を含め、府下の行政や運動の動き、最先端からの報告です。

「新たな差別を生じさせない、真に解消を進める教育めざして」-教職員のための部落問題入門-

[柏木功][人権と社会科研究サークル」

生活綴方と学級づくり

「先生、おこらへん?」
-安心して自分を表現できる場所へ-

[なにわ作文の会 小西透真さん]

参加申し込みについて

1.参加費 3000円(学生及び一日参加は2000円)(当日受付でお納めください。)

2.申し込み今回から「郵便振替での参加申し込み」をお願い致します。分科会会場での参加費の扱いは極力避けるため、また資料の確保のためにも、「事前に納入」していただきますようお願い致します。その場合、通信欄に参加希望分科会等必要事項をご記入ください。入金を確認次第、自宅住所に「参加票」をお送りします。

振込先口座番号 00960-3-211341
金額 3000円
加入者名 大阪はぐるま研究会

 なお、従来通りハガキ・Fax・E-mail・電話等での参加申し込みも受け付けます。

 その場合は本部控え室で受け付けいたします。また当日参加の方も本部での受け付けをお願い致します。定員は各分科会とも18名です。

 申し込みの際は、①氏名②郵便番号、自宅住所、電話番号③勤務先④参加希望分科会(第1希望、第2希望)をご記入ください。

3.締め切り  7月20日(金)

4.申込先

 〒590-0423 泉南郡熊取町自由が丘2-15-13 辻まち子

    E-mail machiko-tsuji@ares.eonet.ne.jp

    Tel&Fax  072-453-5214


◇集会ミニ紹介

☆分科会

 参加者全員で話し合い、考え合い、学び合い、その教材について読みを深めていく集団研究の場です。担当サークル・担当者が話題・問題提供いたします。

☆特別報告

 今年も山口隆さんに報告していただきます。子どもたち、私たちをとりまく教育政策は、どんな状況にあるのか、その特徴と私たちの課題を明らかにしていただきます。


日本国憲法 第二章 戦争の放棄

第九条

 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
国の交戦権は、これを認めない。

「教え子を戦場に送らない」この思いつよくつよく、わたしたちは平和憲法を守ります。

大阪はぐるま研究会