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第5回大阪大空襲

(B29 100機以上の空襲が「大空襲」とされている)

1945(昭和20)年6月26日9時18分~10時22分(約1時間)
大阪を攻撃したB29は173機

 此花区の住友金属桜島工場と大阪陸軍造兵廠(砲兵工廠)(東区(現中央区)と城東区)という2つの軍需工場への精密爆撃として行われた。P51も援護した。住友金属には命中したが、砲兵工廠への爆弾はその周辺部に被害を及ぼした。

 

主な被災地域

 此花区・福島区・西淀川・城東区
被災戸数  10,423戸
被災者数  43,339人
死者       681人
重軽傷者  983人
行方不明   63人

 

第5回大阪大空襲による被災地域赤の地域

黄色の地域はそれまでの空襲で焼かれた地域
(「新修大阪市史」第10巻の地図をもとに作成。ただし地形・区域は便宜上、現在の形。)

 

6月26日の空襲による国民学校の被害

此花区 全焼 高見

 

参考にした文献
小山仁示「大阪にも空爆があった」ピースおおさかブックレット
小山仁示「戦争 差別 公害」解放出版社
赤塚康雄「消えたわが母校 なにわの学校物語」柘植書房

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案内人 柏木 功

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