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砲兵工廠 化学分析場

 

 1919年(大正8年)に建てられた左右対称のネオルネサンス風赤レンガ2階建て、のべ面積は1887平方メートル。著名な建築家、置塩(おしお)章氏の設計になる重厚な建物で、ここで新兵器の開発・研究や化学実験などが行われていた。

 1987年まで自衛隊連絡部庁舎として使われていた。砲兵工廠の本館がなくなり(大阪城ホールになっている)、診療所が消え(ピース大阪になっている)、今、砲兵工廠の遺構を伝える建物である。
 ぜひ残してほしい。(現在取り壊し工事中。)

案内人 佐藤泰正(元今津中学校教員

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