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大阪傷痍軍人会館の跡
(大阪府社会福祉会館)

 しだいに増えてくる傷痍(しょうい)軍人(=戦争でけがや病気をした軍人のこと)のための憩いの施設として、大日本傷痍軍人会大阪府本部が府民の寄付を受けて1941(昭和16)年、大阪傷痍軍人会館が完成した。当初は木造、一部3階建て、宿泊室・健康相談室・図書室・娯楽室・映写室などがあった。戦後、占領軍によって傷痍軍人会が解散させられ、建物は大阪府に移管、社会福祉会館となった。現在の建物は1968年に竣工。傷痍軍人会は1952年に再建され、会館1階に事務所が置かれている


案内人 柏木 功

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