大阪市内で戦争平和を考える大阪市内で戦争平和を考える

( つる ) ( あきら )  顕彰 記念植樹

陸軍大阪衛戍( えいじゅ ) 監獄( かんごく ) 跡地

衛戍(えいじゅ):軍隊が永く一つの土地に駐屯すること(広辞苑)

戦前の地図 桜門と玉造口の間に「衛戍監獄」がある。

 

 

暁を抱いて闇にゐる蕾

         鶴彬

鶴彬没後70年記念事業
寄贈  百日紅
寄贈者 鶴彬顕彰実行委員会
鶴彬顕彰 二〇〇八年九月

 2008年2月8日、百日紅の記念植樹が行われ、9月14日の竣工式には下記の碑文の碑も設置される予定です。

 この地にはかつて大阪衛戍監獄があり、1931年(昭和6年)、治安維持法違反で22歳の川柳作家 鶴(つる)彬(あきら)が収監され、1年8ヶ月の呻吟の日を送っていました。

 暁を抱いて闇にゐる蕾

 鶴彬は暁の日を見ることなく29歳で獄死しました。 私たちは戦争へと進む時代に抗し、強靱な精神力で川柳の不屈を体現した鶴彬を偲んで没後70年を機に顕彰し記念植樹を行うものです。

 2008.9.14  鶴彬顕彰実行委員会

反戦川柳作家「鶴彬顕彰碑」建立のよびかけ文や経過は あかつき川柳会のホームページへ

案内人 柏木 功

 

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